その他のコラム

おおう!

遂にアンナミラーズの公式ホームページ内に

バーチャルショップ アンナミラーズ高輪店

が完成。

これが結構なクオリティで感涙モノ!是非一度ご覧ください!!


…We shall return !…その言葉を信じて…

2022年8月31日

国内に唯一残る常設店「アンナミラーズウィング高輪」が品川駅前の基盤整備事業に伴い閉店しました。

…今まで長い間…ありがとう…お疲れさまでした。

国内の常設店が無くなってしまったアンナミラーズですが、運営母体である井村屋(株)様の言葉を信じ、「次」を待ちたいと思います。

下の公式ホームページから最新の情報がチェックできます。

言わずと知れたアメリカンダイナー

annamillers

ここはそんなアンミラ大好きの管理人「はんなみら」の地下室です。

「ペンシルベニアダッチスタイル」

アメリカに移住したドイツ系移民の家庭料理がアンナミラーズのコンセプトです。


つまり良くも悪くも「アンナミラーズ」というブランドはこの制約を受けています。

「アンミラはファミリーレストラン」

…という話をすると、結構驚かれます。が、分類はファミリーレストランです。

例えば某大手ファミリーレストラン店のメニュー表を思い浮かべて頂いたとして…アンナミラーズのメニュー表と比較してみて下さい。アンミラはファミレスなのです…が…そう思わなくさせているのが選択肢の狭さなのです。

当然ながらうどんやラーメン、天ぷらやカツ丼、刺身や煮付け、ミックスフライ定食…といったメニューは並びません。

チープなメニューやドリンクバーを設定する事も出来ません。

世間一般にはむしろ

「可愛い制服のウェイトレスさんがいるケーキとパイの店」

ではないでしょうか。


敢えて「ブランドの呪縛」と書きますが、アンミラの最大の弱点は「流行についていけない」事だと思っています。

では、ブランドの長所は何だったでしょう。

それは結局「アメリカンダイナー」

のイメージに尽きるのではないでしょうか。


アンミラの代名詞であるあの制服。

あれはアメリカの映画によく出てくるロードサイドのダイナーで働くウェイトレスの制服の上に、例のエプロンを纏ったスタイルになっています。

逆に…アンミラ娘からあのエプロンを剥がすと…

ブラウスにミニスカート、足元はスニーカー…

という一般的なアメリカンダイナーの制服姿…に戻るわけです。

アンミラさんが纏う制服のデザインを「ディアンドル風」と呼びます。

少し注意が必要ですので敢えて「…風」と書きます。

ディアンドル風…なのはエプロンであって、スカートは前述の様に普通のタイトミニスカートです。


ペンシルバニアダッチスタイル…そのままに…ドイツやオーストリアではポピュラーな民族衣装だと言われます。

ペンシルベニアはニュージャージー、ニューヨークと共にアメリカンダイナーの多い土地だと言われます。

言わずもがなのデザインなのですが、まさにあの制服こそがアンミラでした。


以後、「アンミラ風の制服…」という言葉は広く一般に浸透しています。

ちなみにアンミラを「メイドの制服の店」という人がいますが、これは本末転倒で

「アンミラ風メイド服のメイド喫茶」は有りますが「アンミラの制服はメイド服」ではありません。

神が作り給うた膝上〇〇センチ

と、管理人が声を荒げてしまう程、アンミラさんの制服のスカート丈は絶妙でした。


「見える?」

「見えない?」

いやいや…健全な男子なら、誰でも思うでしょ?


異性の私がとても意外だった事実があります。

「あの制服を着たいから…」

と、望んでアルバイトをする女性が多いという事実です。あれ以上丈が短ければ、あるいは長ければ…

まさに神が作り給うたデザインに思えるのです。


ところで…

あの制服は「アルバイト」用だという事は御存じでしょうか?

アンナミラーズにも正社員とアルバイトがいて、例の制服はアルバイト用です。

では正社員は…というと、私の知る限り「黄色の巻きスカート」を身にまとっています。百貨店の催事などで見かけるあのスカートです。


アンナミラーズの制服は某ユニフォーム会社から社員に貸与されているものだと聞いています。

私の記憶ではブラウスは4種類あってスタンドカラーのものとシャーリングネックのもの、あと後期のアクアシティで見られた胸元にレース編みのあるもの、そして短期間だけ見られた首元に大きなレース襟が付いたものでした。

スカートはオレンジ、ピンク、ワインレッドのミニが三種、黄色のロングが一種。

エプロンが同じくオレンジ、ピンク、ワインレッドの三色で、裾にあるチロリアンテープの違いで前期、中期、後期デザインがあります。

他にもレアなものがあるかもしれませんが、私が見た事の有るのは以上のパーツの組み合わせです。

あと、お出かけ用…というか、防寒用に背中にでっかいアンミラのロゴが入ったジャンパーが有ったと思います。


小物も結構有名ですよね。ハート形のネームプレートやカチューシャ、勤続年数に応じたネックレスなどもありましたね。

あ、キラリと光る横長のネームプレートもありましたね。

どれもこれも…でしたね…と書かなければならない事が残念でたまりません。


現存する店舗(?)


現在、アンナミラーズの公式サイトにて

アンナミラーズ高輪店バーチャルショップ

の企画が進行中です。

annamillers hawaii(オアフ島 pearlridge center)>

オアフ島では有名な店で、バスの運転手にカタコトで よいのでwant to go annnamillersと伝えれば、到着前に車内マイクで教えてくれます。

編集長は二度訪れましたが、アメリカンダイナーそのままの印象の、広い駐車場のある大きな店舗です。

メニューも豊富で選択肢も多いですが、パイに関しては日本とほぼ同じです。日本語は挨拶程度しか通用しません。制服も同じですが、肩先まで開いたレース襟の白ブラウスに赤のエプロンが主で、パステルピンクやパステルオレンジは使用されていません。

他に中国の天津市に

天津濱海伊勢丹店

天津市内伊勢丹店

が、存在するようですが、現時点では地下食品店街の一角にあるイートインスペースを持つ店舗で、店内で焼いたアメリカンパイを提供しているというレベルの情報が井村屋のホームページで確認できています

制服は例のダイナーコスチュームで、伊勢丹の性格上日本語対応ができるという未確認情報と、いずれダイナー式店舗の開業も噂されているようです


閉店した店舗

< アンナミラーズ ウイング高輪店(11号店)

京急のウィング高輪2階にあった国内最後の常設店

画像は2022年8月当時のもの

編集長はチキンのアントレとハンバーガーがお気に入り。コーヒーは好みが分かれるので、紅茶がお勧め。

パイは期間限定のマスカルポーネチーズ系がイチオシですが、レギュラーではバナナ系が好きです

当初、アルバイト店員が着用していたオレンジとパステルピンクのエプロンに艶やかなワインカラーが追加されたのはこの店の改装と後述のアクアシティ店の開店が切っ掛け。

駅前の再開発に伴い2022年8月31に閉店しました。

とてもアクセスの良い店だったのでとても残念です。

< アンナミラーズ 赤坂山王下店

日枝神社の前、外堀通りに面した場所に平成20年まであったのが、アンミラ3号店。編集長が初めて訪れた記念すべき店です。当時関西では350円でモーニングセットが有ったのに、1000円という価格設定に「魔界都市 東京」を実感させられた事を思い出します。この店には入って右手に2組のテーブル席があり、ここに座ると他の席やカウンターが見えなくなり「アンミラさんを見に来ているのにアンミラさんが見えない拷問席」と話していた事等も思い出します。

アンナミラーズ 自由が丘店 >

自由が丘の駅を出て、カトレア通りを北に行くと左手に有ったのが昭和52年に出来たアンミラ4号店。建物前の駐車スペースにウッドデッキを組み、オープンカフェスタイルにしていた店舗で、天気の良い日はこの席がお勧めでした。但しアンミラさんとの遭遇率が減り、コーヒーのおかわりが頼みにくい席、追加注文のしにくい席でもありました。この店は近くにコインパーキングがあって、車で行く場合はこっちをよく利用しました。

< アンナミラーズ 広尾地中海通り店

日比谷線広尾駅を降りてすぐ、現在JOUVAUDとなっている場所がアンミラ5号店が有った場所。こちらは前述の店と違って狭い店で、レストランと言うよりは喫茶店に近いイメージの店でした。懐かしいカタカナ表記の看板が写っていますが、あんな甘ーいレタリングだったんですね。また、同様に「お出かけジャイロ」が店舗前に写っていますが、当時は…

「宅配アンミラ」

もありました。繁忙時はアンミラさんがヘルメットにジャンパー姿で走り回る事も有ったそうです。

アンナミラーズ 目黒西口店 >

この頃「アンミラは好んで赤い建物に出店する」といわれました。昭和53年、目黒駅の北側、上大崎の赤いビルの一階にあったのがアンミラ6号店です。

この店は画像左の巨大なサインボードが有名で、当時は度々メディアに登場しました。また他の店舗ではほぼ見かけない正社員のウェイトレスがいました。どうやら新人研修をこの店でしていたようです(根拠なし、あくまで私見です)。ちなみに正社員ウェイトレスは黄色い巻きスカートにブラウス姿です。

この店は平成15年に閉店後、 JOUVAUD一号店に生まれ変わりますが、これも前述の広尾に移転する事になります。思い入れのある店舗の一つです。

< アンナミラーズ駒沢公園前店

突然、郊外の駒沢公園前に出店したアンミラの7号店

「きっと赤い建物の魔力に引き寄せられて…」と噂されました。現在一風堂のある赤いビルです。こちらも広尾のような小規模店でした。駅から遠い使い勝手の悪い店でしたが、恵比寿から東急バスに乗って店舗前のバス停まで行くという裏技がありました。

当時話題になったのが、画像のすぐ左隣に「神戸屋レストラン」が出来た事。この日から「ピンクと青の制服戦争」が始まります(私見です)。

アンナミラーズ 吉祥寺店東急通り店 >

吉祥寺の駅を出て商店街へ…脇道を大正通りに向かって西に進むと突然現れるアンミラ8号店。現在はマツモトキヨシになっています。第一声「建物が赤くない!」と叫びました。とはいえ、アメリカンダイナーの意匠はそのままにいつものチキンソテーを食した思い出があります。が、結果としてこの店を訪れたのはこの一度きりでした。ちょっと不便な立地だったかな?

< アンナミラーズ 玉川高島屋ショッピングセンター店

いわゆる地下食品街の一角に出来たアンミラ10号店。店舗の写真を撮るのに一番苦労した店でした。当時のフィルムカメラでフラッシュを焚かず、三脚も使えず、邪魔にならずのタイミングで数十枚撮ったうちの一枚が左の画像です。幸か不幸か、ピンクのアンミラさんが写り込んでしまいました。ここもあまり馴染みがなく、この後コーヒーとバナナパイを食べただけの店となりました。なお独立店舗の多かったアンナミラーズは以後、高輪店のようにショッピングセンターの一角に間借りする事が多くなります。

アンナミラーズ 渋谷スペイン坂店 >

渋谷スペイン坂の「ちとせ会館」の1階にあったのがアンミラ12号店となるこの店です。とてもアクセスが良かったので、よく巡礼した店でした。店舗の写真が無いのには理由があります。つまりこの「無くなると思わなかった渋谷店が閉店してしまった事」が切っ掛けとなり、以後巡礼したアンミラは写真に残しておこうと画像を残し始めたからです。左の画像はHDDに残っていたもので、閉店後しばらく「ちとせ会館」入り口に残っていたサインボードです。

ここには当時有名な眼鏡娘のアンミラさんがいて、彼女目当てに巡礼する同志がいたとか…(私か?)。本当に懐かしいです。コーヒーと季節限定のパイをよく食べました。「おのぼり関西人」の私が、東京へ行けば一度は行く渋谷。高輪店同様とても巡礼する機会の多い、思い出深い店でした。残念です。


< アンナミラーズ 横浜ランドマークプラザ店

出張で横浜に行った時は必ず訪れた、アンミラの21号店。とてもロケーションが良く、アクセスも良く、閉店の一報を聞いた時はとてもショックでした。結果的に常設店が高輪店だけになってしまった事もそうですが、アンミラブランドのエンデイングを感じずにいられなかったからです。あれから8年たったんですね。夕食後に汽車道から赤レンガパーク、みなとみらい線で宿へ…という散策が出張最大の楽しみだったのに。閉店後はフランス料理店となった後、現在はウルフギャングのピザ屋になっていると聞いています。

なお、私が初めて赤坂店を巡礼したのが2001年なので、仙川、相模大野や青葉台のアンミラは既に閉店していた為、巡礼出来ませんでした。

アンナミラーズ 八景島シーパラダイス店 >

八景島に突如出店したアンミラの23号店。確か入り江沿いに歩いた先のレストラン街の一番奥にあったと思います。この店は個人的な事件(?)があった店で、思い出深い店でした。その名も「ぱんモロ事件」。まぁ、その名の通りの事件です。アンミラが出来たという事で、散々遊んだ後、遅い晩御飯をしようと入店したのです。で、「ぱんチラ」は時々見かけますが、あれだけ見事な「ぱんモロ」姿は初めてでした。相当疲れていた様子のピンクのアンミラさん、片付けるのに夢中な様で、ぱんつ丸見えのまま、テーブルを拭いていました。とはいえ、「見えてますよ」とも言えず、みんなで温かく見守った訳です…皆さんならどうします?

< アンナミラーズ 立川高島屋店

エレベーターの扉が開いた瞬間、アンミラの看板が微笑みかけてくる25号店。初めて行った時、声を上げて笑ってしまいました。9階のいわゆるレストラン街の一角にあり、広くて明るくて眺望の良い店舗でした。今は鼎泰豐という台湾料理の店になっていると聞いています。

この立川店には結果として一度しか巡礼しませんでした。理由はもちろん遠い事と、「ブロンズパロット」の存在です。ブロパのダイニングメイト服は相当インパクトがありました。こちらも案外早く閉店してしまい、現在跡地は寿司、焼肉店となっているそうです。

アンナミラーズ 東京オペラシティ店 >

郊外への出店が続いた後、いきなり新国立劇場の傍に出来たアンミラ26号店。現在パスタフローラになっている場所にありました。広いオープンテラスのある解放感抜群の店舗でしたが、関西人の私には不便な立地でした。つまり鉄道の場合「新宿」ではなく「初台」が最寄駅である事。そして車で行くと駐車場に困ってしまう事が理由。結果として「幡ヶ谷」にいた知人宅を訪問する時に初巡礼し、二回目を計画した時には既に閉店していたという結末。アンミラさんを眺めながらコーヒーを飲んだだけというオチの付いた店舗となりました。

< アンナミラーズ アクアシティ店

オペラシティ店に比べ、とても思い出の多いアンミラでした。もちろん「お台場」という立地がその理由。つまり東京ビッグサイトでのイベント前後に巡礼できる有難いアンミラでした。また、確か赤色(臙脂色)のエプロンや現在のロゴの入った幅広チロリアンテープ、アルバイトリーダー用の特殊な形状の大きなレース襟のブラウス、従来のハート形ではない輝く名札等を採用したのがこの店舗だったと思います(たぶん)。そして逆にハワイのアンミラではこの赤エプロンが一般的な事等を知って、ハワイ巡礼を決意した店舗でもあります。自宅で愛用しているマグカップや壊してしまったキーホルダーも確かここで購入したと思います。ランドマークプラザと同様に眺望もよく、明るい店舗で、閉店してしまったのが残念でなりません。

アンナミラーズ 千葉そごう店 >

千葉駅直結の千葉そごう別館ジュンヌ(当時コリドーモールという名前でした)の4階にあったのがアンミラ20号店。画像がちょっとキレイなのはデジカメを使い始めたからです。私見ですが、いちばん「うるさい店」でした。画像のように目の前が衣料品コーナーで人通りが多く、玉川の店より雑音が聞こえてくる店でした。千葉という場所柄、成田空港へ向かう途中に無理矢理下車して巡礼した思い出があります。


はなまるマーケット おめざフェア

アンナミラーズと言えば主力のホームメイドパイを販売する百貨店でのいわゆる「催事」での出張販売も有名でした。

みなさんは平日の朝、TBSで放送されていた「はなまるマーケット」という番組をご存じでしょうか。

メイン司会は岡江久美子さんと薬丸裕英さん。

この番組のコーナーの一つに「はなまるカフェ」というゲストを招いてのトークコーナーがありました。

で、このトーク中、「おめざ」という題目でゲストの「お気に入りの一品」が御茶菓子として提供され、後にこの「おめざ」を集めた百貨店の催事「はなまるマーケットおめざフェア」が各地で開催されました。

ご記憶の方もおられるかと思いますが、この中で故、筑紫哲也氏が紹介されたのがアンナミラーズのチーズパイでした。


関西人の私には「東京」は遠く、アンナミラーズの巡礼は苦行でした。

が、この「はなまるおめざフェア」が大阪梅田の阪急百貨店で定期的に開催される事になり、あのエプロン姿の通称「アンミラさん」に出会える機会が生まれました。


アンミラに通う理由…もちろん「アンミラさん」に会う為でしたから、今となれば感謝感謝の百貨店催事でした。


尚、上記天尾以外にもアンミラは存在しました。

例えば一号店となる「青山」や「原宿」「下北沢」「向ケ丘遊園」等ですが…

〇巡礼したことがない

〇常設店ではない

〇「はなまるマーケット おめざフェア」を除く百貨店催事

等、そもそも行った事の無い店舗や思い入れ、馴染みのないアンミラの詳細について、編集長がつらつら文章を書くのもおかしいので割愛しています。

それらについては是非、詳細な研究や記事を掲載されているアンミラファンの先達様のホームページやブログをご覧ください。


最後に、個人的にアンナミラーズは

〇アメリカンパイの美味しい喫茶店

〇ワンコインでランチが食べられるファミリーレストラン

になって復活してほしいです。

客単価2000円のアメリカンファミリーダイナー…では、やはり勝負にならないと思うのです。